クーンレイ・プレイハウススタイル ①デザイン【フランク・ロイド・ライト】

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クーンレイ・プレイハウス  by フランク・ロイド・ライト

今回も、ライトのステンドの紹介と、そのスタイルを真似てのステンドデザインを試みる。


今回は、クーンレイ・プレイハウス(Coonley Playhouse)と呼ばれる建物だ。これは、エイブリー・クーンレイ(Avery Coonley)という実業家がイリノイ州リバーサイドに作った、子供向けの遊び場、幼稚園のような建物。これは、リトル邸の9年前、1903年にデザインされ、ライトの代表的なステンドグラスが幾つか嵌っている。


パレードから着想を得てデザインされたステンドには、抽象化されたカラフルな風船や紙吹雪、旗などがデザインされている。ライトはこれを、 「キンダー・シンフォニー(kinder symphony)」と呼んだ。


クリアのガラスをバックに、メリハリの効いた大小の正円と矩形、赤・青・緑などの原色と白黒だけでデザインされたステンドは、一度見たら忘れられない程のインパクトだ。


この建物の現状は不明だが、同じ場所に当時のままでステンドが入っていることはない模様。どうやら、外されて、アメリカの名立たる美術館に芸術作品として収蔵されているようだ。


Avery Coonley School - Wikipedia(英語)
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コーニングガラス博物館のライト作品。




デザイン

このステンド、「キンダー・シンフォニー」シリーズをデザインする際に意識すべきことは、

●円と矩形をリズム良く配置する

●粗密・メリハリ

といったところか。


このシリーズは、自分の知る限り20種類くらいは存在しているが、丸と四角がリズム良く配置されている、と言うこと以外は、結構自由に作られている。




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とりあえず、正方形で小さめのもの。




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横長。縦にしても特に問題なく見られる。




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大きめのサイズ。




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サイズも大きく、ピース数も多いパターン。





このシリーズは、当面は制作予定がない。ただ、いつかは作ってみたいと、ずっと思っている。


来年中!?くらいに制作出来たら良いと思う。



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