ステンドグラス・パターン・デザイン02

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前回に続き、今回もステンドグラスのパターンを描いてみる。

今回は、幾何学的な曲線(正円、楕円)を加工したパターンだ。


デザインとその過程

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垂直に対して30度傾けた線でロサンジュ(菱形)を描き、菱形に内接する楕円を描く。このとき、内接点が斜線の交点の中心になるようにする。



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内接点を境に、楕円の上下を消す。



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全てのひし形に同様の線を描く。



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斜線の交点に、正円を描く。円の大きさは、左右にある楕円に接するように。



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斜線を消す。



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同じ柄を敷き詰め、線をケイムの太さにする。これで一旦完成。



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正円を2種類の楕円に変えたバージョン。これは、晩香蘆のデザインと、ほぼ同じもの。







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直径が100の正円を等間隔に敷き詰める。



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全部を、右に50、下に50ずらした位置にコピーする。これはこれで一つの柄。



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更に全体を、下か左に50ずらした位置にコピーし、形を整える。これが完成形。



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2つ前の柄の一部をくりぬき、イチョウ型の模様を作る。



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広げて大きな柄にする。



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45度回転。



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また前の柄に戻り、今度は上のようにくりぬく。



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広げる。



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45度回転。



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重ねる前の円に戻り、円の一部をカット。



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敷き詰める。



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45度回転。







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直径120の円を描き、それを右に90移動してコピーする。そこから、コピーした円に対して三方向に同じように円を2つコピーする。



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同じ要領で、ひたすらコピーして敷き詰める。これで完成。



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30度回転。あまり印象は変わらず...。







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今度は、円を可能な限り密着して敷き詰める。



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2つ画の円の境目をなくした柄。



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その変形バージョン。



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一つの円と隙間を使ったパターン。



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30度回転。






曲線だけを使った柄は、直線と違って柔らかいイメージになる。それはそれで良いのだが、直線と曲線を上手く組み合わせて、もう少し偏りのないデザインが描けたら、きっともっと良いモノになる気がしている。


その辺りを、また近々チャレンジしてみたい。



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