村上隆の五百羅漢図展を見に行ってきました。場所は六本木ヒルズ。
会期中ギリギリでしたが、チケット買うのに1時間弱並びましたよ。でも、その甲斐はありました。
珍しく撮影OKだったので、沢山撮ってきました!何回かに分けて載せますが、結構な量です・・・
村上隆の五百羅漢図展
日本が世界に誇る現代美術家、村上隆。その彼の、14年ぶりの大型個展です。
五百羅漢図も凄かったですが、彼の最新作も沢山出展されていました。
それにしても、森美術館は広かったですね。ここまで大規模の展示を行える美術館が他にあるのかな?と思えるほどです。フロア一面、村上作品の並ぶ景色は壮観の一言でした。
この日の六本木は曇天。
村上羅漢ロボ
会場の入り口でご本人がお出迎え。
リアル過ぎます。。一体いくら掛かってるのだか。
そしてこれがまた少し動くんですよね、すこしだけ・・。
宇宙の深層部の森に蠢く生命の図
横に長細い絵です。少しずつご紹介します。
はじめての村上隆
ずっと前から村上隆は好きでした。芸術企業論はもう何回読んだことか。。とにかく熱量が凄い。古今東西の好きなアーティストを10人挙げろと言われたら、ぎりぎり入ってくるくらい好き。
でも彼の絵の実物は一度も見たことがなかったんですよね。ほとんど日本では個展がなかったから。なんでも、大規模な個展は14年ぶりだとか。一方で、海外では沢山個展をしています。海外で特に大きく受けた作家。
だから、今回は、五百羅漢図よりも彼の単体の絵が見られてちょっと感激しました。何年か前に彼が監督をした映画を見て、結構酷くて・・しばらく熱が冷めていましたが、若干戻った感じ(笑。
そして今回は、美術館では珍しく全面的に写真撮影OKだったので、これでもかと言うほど激写してきました。
なんか、撮影してた人がやっぱり多かったですね、、静かに見たい人にとっては、それはもう気の毒なくらいに。RX1Rはほぼ無音で安心なのですが、携帯のカメラなんかはシャッター音がうるさいですからね。
それにしても、村上隆の絵は複雑です。滅茶苦茶手間が掛かってます。個人では絶対に描けないと言って良いくらいの絵。まあ、実際に工房システムの中で描いた絵な訳で個人では描いてないのですけど。かつ、シルクスクリーンを多用した、新しいタイプの絵。何層もアクリル絵の具を重ねて、それを削って複雑な絵肌を作り上げている。ノウハウが凄くて、決して真似できない。
何年か前に、自分でも実際にアクリルで骸骨が沢山の絵を部分的に模写したことがあるけど、まったく同じようにはなりませんでした。。先ず、こんなに綺麗に発色しないんですよね。そして、細部の表現が複雑すぎて、筆では描けない。
家に飾れたら、最高でしょうね。まあ、高すぎて買える訳ありませんが。
次回からは、肝心の五百羅漢図をご紹介します! 大きすぎるので細部まですべてとはいきませんが。
村上隆の絵にはステンドをデザインする際のヒントが沢山詰まってる気がするので、それを余すところなく載せたいです。