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ステンドグラス極道日記。

ステンドグラス用ルーターの刃(ビット)が抜けない・外れない時に、抜く方法【特殊な器具は使わずに】

ルーターの刃(ビット)は抜けなくなる時がある 日本における、デファクトスタンダード、グラスターのルーター。 このルーターの刃が、度々抜けなくなる。ルーターを所持している人なら、皆知っているであろう、紛れもない事実。 ルーターの刃を交換したり位置をづらし…
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色ガラスの秘密 - ステンドグラスやるなら知っておきたいガラスについての基礎知識

ガラスとは - 成分と種類 ガラスは、ステンドグラスに限らずとも、窓ガラスやコップなどに使われる、ごく身近な素材だ。古代メソポタミアを起源とし、先人が改良を加えていった結果、現在のように広く普及した素材となった。 日本で、瑠璃(るり)、玻璃(はり)などと…
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ステンドグラス制作のアトリエができるまで【後編】

【前編】に続き、今回は【後編】を。 トイレ修繕 流石にこのレベルになると、ペンキ塗りと違って、もはやリフォームなので、まとまったお金が掛かる。だがそんなものは当然ない訳で...、2カ月間ほど、借金苦の人間が遠洋漁業へ行くかのような動きをしていた(例えです.…
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ステンドグラス制作のアトリエができるまで【前編】

ここ数カ月、もう少し広い作業場所を求めて、アトリエ探しと場所作りに注力していた。その過程などを簡単に記す。 場所探し 普通のマンションやアパートの一室ではなく、狭くてもきちんと「作業場所」として使える場所、居住スペースとは明確に切り離された空間が欲し…
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伊豆ステンドグラス巡り

年末から年始に掛けて、伊豆・箱根方面へ旅行に行った。 ついでにステンドグラスがある場所を何か所か回ったので所感を。 起雲閣 先ず最初はこちら。 今から丁度100年前に建てられ、その後増改築を繰り返したこの建物は、旧内田信也・根津嘉一郎別邸、旅館・起雲閣とし…
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木内真太郎のステンドグラス

木内真太郎 先日訪問した旧家で触れたステンドグラスが、木内真太郎作ではないか、と思ったのをきっかけに、彼の事を少し掘り下げてみようと思った。 木内真太郎(1880-1968)は、大阪の裕福な家に生まれた。幼少期から、東京の知人宅に預けられたり、母親の逝去や父親…
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108年前の日本製ステンドグラスに学ぶ

都内某所にて 先日、赤坂にある某邸宅に伺い、ステンドグラスのパネルを開口から取り外す作業に携わった。 家を取り壊してしまうのだが、ステンドグラスは外して、また別の場所に嵌められるまで一旦保管しておきたいとのご要望。家主の方曰く、ステンドグラスが制作さ…
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小川三知のステンドグラス

小川三知の生涯・作風 小川三知(1867-1928)は、戦前に多くのステンドグラス作品を遺した、日本人初のステンドグラス作家と言える人物。世に知られた日本人のステンドグラス作家としては、業界内外問わず最も有名な人物なのは間違いのないところであろう。 彼は家業の…
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東京メトロ副都心線のステンドグラス

東京メトロ副都心線 東京メトロ副都心線は、池袋・新宿・渋谷の三大副都心を縦断する東京の地下鉄。2008年に全線が開通して以来、年々利用者が増加している。ラインカラーは「ブラウン」。 その、渋谷~池袋間の8駅には、「活力(ENERGY)」をテーマにした14点のパブリ…
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ゲオルグ・マイスターマン【ステンドグラスデザイン】

ゲオルグ・マイスターマン ゲオルグ・マイスターマン(Georg Meistermann 1911‐1990)は、20世紀を通して精力的に活動した、ドイツ人のステンドグラス作家。ドイツの現代ステンドグラスを語る際には外すことができない程の重要人物として、知られている。 刃物の町と…
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