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ステンドグラス極道日記。

【ステンドグラス制作】赤いケイムランプ2【その4・完成】

前回の続き。 表裏全面ハンダ~仕上げ→完成までを。 全面ハンダ - The entire surface of the solder 表の全面ハンダをする前の、ケイム磨きをしたところ。ペーストで汚れていれば洗浄する必要があるが、今回は液体のフラックスを使ったので、そのまま鉄と真鍮のブラシ…
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ステンドグラスの歴史 【日本編】- 文明開化から現代までの道のり

日本におけるガラスの起源 - 日本最古のガラス:古代~中世 文明開化から、と題してしまったが、その前に日本におけるガラスの起源を少しだけ。 西暦200年代、弥生時代の遺跡から、勾玉(まがたま)、くだ玉といった装飾品が多数発見されていて、これらが日本で最古の…
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ステンドグラスをウェブで売ることについて

ステンドグラスをウェブで売るということ ステンドグラスをウェブで販売することに興味があるので、ちょっと調べてまとめてみようかと思う。 先ず、現状、ウェブで売られているステンドグラスをざっと見てみた。多くは、安価なランプや小物、シンプルな英国アンティー…
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ステンドグラスの歴史 【世界編】- その起源から近代までの変遷

起源 - ガラスの誕生:紀元前 ガラスの起源は、紀元前数千年、古代メソポタミアやエジプトであると言われている。 そこでガラスが、たき火の熱で偶然砂と岩塩が反応して透明な液体となって溶け出し、それが固って誕生したのではないか、と言い伝えられている。 その後…
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ステンドグラス屋のウェブサイト戦略

少し前に、知り合いのステンドグラス工房のHPを少し修正する機会があった。 その過程で、現状のステンドグラス関係の会社のホームページの作られ方やウェブサイト戦略について、ざっと分析・考察をしたので、あれこれと思うことなどを交えて、まとめてみようと思う。 …
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【ステンドグラス制作】赤いケイムランプ2【その3】

前回の続き。 平組み~立体組み完了までを。 平組み - Assembling flat parts 12、13段目の平組み。今回も、板の上に紙を敷き、その上で組んでいく。 先ずは一番下、13段目。FU6に、厚みのあるリップルを差し込むことになるので、ケイムを立てて作業した方が、し易かっ…
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薬局で買った硫酸銅でパティーナ処理用の溶液を作る

ステンドグラスのパティーナ処理用液 ケイムやハンダを黒っぽく染めるために使用する腐食用の液は、ステンドグラス界ではパティーナと呼ばれている。金属を瞬時に腐食させる、ということから分かるように、これらには例外なく劇物・毒物が使われており、具体的には、硫…
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【ステンドグラス制作】赤いケイムランプ2【その2】

前回の続き。 ガラスカット~組みに入る前までを。 ガラスカット - Glass cut 先ずは、前回Illustratorで製図した型紙を、プリンタでケント紙に印刷し、カッターで正確にカットする。 今回は大きさ的にA4サイズに収まったので良かった。 前回はA3で印刷して歪みがあっ…
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【ステンドグラス制作】赤いケイムランプ2【その1・デザイン】

前回の良い点・悪い点を踏まえて、また別のランプシェードを制作する。 今回はもう少しシンプルに。。。 構想・事前準備 - Concept 前回の赤いランプシェードを作りながら、大まかな構想は練れている。 この前回のモノをベースにし、改良を加えてデザイン行う。 主な改…
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【ステンドグラス制作】赤いケイムランプ【その6・完成】

前回で組みが終わり、今回で完成です。 出来不出来はさておき、やっと終わった~っ、という感じです。 全面ハンダ - The entire surface of the solder 先に表を全面ハンダしますが、その前に裏側の様子を確認し、裏側のケイムとガラスを少々整えておきます。 表を全面…
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