Blog ブログ

ステンドグラス極道日記。

デイナ・トーマス邸02【フランク・ロイド・ライト】

フランク・ロイド・ライトの最高傑作 デイナ・トーマス邸がライトのステンドが入った建物の最高傑作なのだとしたら、その中でも、今回紹介する一枚が、突出して傑作だと思っている。 このステンドは、画像や映像などを見る限り、ダイニングルームの出窓として、全く同…
 続きを読む

ロンデルを使ったステンドグラスデザインの習作

カタルーニャ音楽堂 ロンデルというガラス 現在、板ガラスとして広く使われているフロートガラスは、1960頃から一般に使われるようになった。それまでは、職人の手によって宙吹きされ、それを平らにしたガラス、今で言うアンティークガラスが板ガラスの主流だった。 そ…
 続きを読む

シュライター 02【ステンドグラス・制作】

ガラス決め 前回までで、シュライター風ステンドグラスの線と色まで決まっている。 今回から制作に入るが、先ずは具体的なガラスを決めていきたい。 Wissmach Hammered Red ウィズマークのハンマード赤。 ココモ ロンデライト クリアー。 ココモ KO120。 絶妙な透…
 続きを読む

デイナ・トーマス邸01【フランク・ロイド・ライト】

デイナ・トーマス邸 by フランク・ロイド・ライト ライトのデザインしたステンドグラスは、改めて言うまでもなく大変素晴らしいものが多いが、強いてどの家に入っているものが一番か?と言われれば、今回ご紹介するデイナ・トーマス邸(Dana-Thomas House)が真っ先に…
 続きを読む

バートン邸【フランク・ロイド・ライト】

バートン邸 by フランク・ロイド・ライト 今回取り上げたライトの建物、バートン邸(Barton House)は、以前取り上げたダーウィン D.マーティン邸の隣にあり、同時期に建造されたものだ。 入っているステンドグラスの種類は特に多くはないが、この建物に入っているもの…
 続きを読む

シュライター 01【ステンドグラス・デザイン】

ヨハネス・シュライター ヨハネス・シュライター(Johannes Schreiter、1930~)は、ドイツ人のステンドグラス作家で、世界的に有名な人物。彼を現役No.1のステンドグラス作家と見なす人は、多く存在する。 ドイツ生まれで、1960年代の頃のニューグラスムーブメントの…
 続きを読む

街で見かけた素敵な柄をステンドグラスで再構築01-構想・デザイン

構想 街を歩いていて見かけた、バーカウンター下のタイルの柄。そのまますぐにステンドの線に置き換えれそうなので、実際に試してみる。 ポイントは、絶妙なラインの流れと、線に囲まれてできるタイル(ステンドではガラス)の形。シンプルで質素ながらも、艶のある意…
 続きを読む

人をモチーフにしたステンドグラス03 - ハンダ・パテ・仕上げ⇒完成

ハンダ ケイムのラインを丁寧に整えながら、先ずは点付けのハンダを施していく。 ラインを揃えるだけでなく、薄くて柔らかいケイムが、外側にめくれ上がったり内側に巻き込んだりしているのを平行に戻していくことも、大事な作業。この後のパテ入れまで視野に入れ、ケ…
 続きを読む

【書評】現代ステンドグラス入門

現代ステンドグラスとは? この本は、1984年に発刊された本で、今から33年も前のものになる。著者は、佐藤新平さんという、今もガラス作家として活躍されている、業界では有名なお方。 古いだけあって、今は普通の本屋では売られていない。今回は、amazonにあった中古…
 続きを読む

人をモチーフにしたステンドグラス02 - ガラスカット・組み

ガラス決め 前回、ガラスを決め切れていなかったが、熟考!?を重ねた結果、こうなった。 色数は可能な限り少なくしたいが、少なすぎるとつまらないので、3色にした。 背景とモチーフがハッキリと別れる絵柄であるため、そこを明確に区別したガラス使いをしたいところ…
 続きを読む
Top